24日は参議院選挙の公示日であります。税理士政治連盟の役員として、TKC全国会政経研究会の窓口会員として推薦候補者事務所に出向き、推薦状をお渡ししてきました。願いは国民に公平な租税制度の実現にご協力頂くことのみであります。


(団塊世代の政治家への危惧)

 私どもは国民の生活の安定と生命の安全確保、社会秩序の維持の実現を政治家にお願いしております。成人は、青年期に左翼的思想に影響されても、社会人として成長するに伴い現実対応能力を高めていくのが一般的であります。リベラル(自由主義)の旗を掲げても現実の政策はリアリスト(現実主義者)として使い分けるのが世界の常識であります。

 EU(欧州連合体)のように単一市場が形成されている超国家的統合が実現されている政治環境であれば良いが、中華思想そのもので軍事力を強化している中国、独裁国家北朝鮮などミサイルの標準を日本においている隣国に囲まれている環境では政策は異なるべき。国家というものに価値を求めず国民でなく国境を意識しない「市民」としての存在を範とする「ポストモダニズム(超近代)」の思想を現実化することは日本を危うくするのではないか。


(民主主義は多数決で良いのか)

 民意とは人々の多様な私的関心事の集まりであり、民主政治はその自由で勝手気ままな民意を調整するのが役割であります。民意は国の行く末をを冷静に判断してるものではない。そこで国家はその歴史に秘められている先達の英知を下敷きにして目の前の国民の民意を図らなければならない。明治維新で欧米列国の侵略から、先の戦争で国家破滅から国民を守ったのは政治の成せる技であった。


(目指す国家・社会像とは)

 日本の歴史に秘められた先達たちの英知とは何かを学んで国の行く末を選択することが大事であります。「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」と云われています。投票日まで各政党の主張、候補者の個性を判断して国政をまかせるに足るかを見極めることが大切。



 読みいただき有り難うございます。どうか、投稿継続の励みとなりますので「ビジネスブログランキング http://jobranking.net/43/ranklink.cgi?id=hoshino にクリックをお願いします。
 また、外のジャンルについては http://plaza.rakuten.co.jp/taxoffice をアクセスして下さい。お待ちしております。