どんな組織も50年経過すると、様々な解決すべき矛盾を内包しています。長野ライオンズクラブも再来年3月に結成50年を迎えます。「これまでの50年を踏まえ、これからどう前進するか」の論議が求められ、昨日3日、討議がスタートしました。


(誇り高き伝統の継続)

 50年前に、長野クラブは長野市長始め有力者が集まり、社会奉仕の基本的精神とスタイルを確立して今日に至っています。それ以後、クラブメンバーの思いに、格式を維持し、奉仕の理念を守り、伝統を引き継ぐ意義を確認していることが、「長野クラブらしさ」と自負し社会奉仕を実践してきました。


(マンネリ化から脱却できているか)

 以後、長野市内にはいくつかのライオンズクラブが結成され、皆「社会奉仕」を掲げています。総和として地域社会に貢献していることは事実ですが、個性を強く打ち出せなくなっています。結成50年、3世代目になると本来手段であった奉仕活動が目的化していないか。大過なく年間スケジュールを消化することに目を奪われていないか。


(そばに寄ったら吹き飛ばされるような迫力)

 私が入会した20余年前、メンバーの中に、日本医師会会長であった花岡先生が居られ、多くの薫陶を得、見聞を広げて頂きました。長野赤十字病院の院長であった奥井先生からはライオンズクラブとは何たるかを直接ご指導頂きました。お二人とも余人をもって代えがたき強い個性の持ち主でありましたが、孫世代のメンバーには親しく接して頂きました。


(社会的評価の高いメンバー)

 毎年褒章の時期になると、先輩メンバーは多年にわたる業界発展の功労に報いるとして国から褒章の栄を賜り、私も祝賀の席に呼ばれ、社会奉仕の姿をこの目に焼き付けることができました。「歴史と伝統」を大事にすることとは、社会奉仕の理念をしっかり持ち、活動に専念することと、日常業務に一心不乱に専念し地域社会の発展に資することに違いない。



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