16日は第三土曜日、シニアの会例会日でした。今回の講師は私で、テーマ「知っていますか、保険制度の改訂~自分の健康生活を確かにするものするため~」と題して話をさせていただきました。皆様の老後設計への参考知識として、11月は「日米の介護施設事情」、12月は「遺言書」と関連づけたテーマを予定しています。


(暗い雰囲気になってしまいました)

 国の支出のうち社会保障関係費は29.5%を占め、国家予算の最大の割合でありますが、少子高齢化時代において「自分の老後」について多くの国民が不安を感じています。ですが、政治家も、テレビに出る評論家も、支持率・視聴率アップにならない話はしてくれません。そこで、保険制度(医療・介護・その他)について、保険制度の現状と予測、国家財政の状況について、今回のセミナーで身につまされる話をお伝えしました。現実の厳しさを知っていただいたのはよいのですが、会場が暗い雰囲気になってしましまた。でも、参加者は次回も参加とアンケートに記入いただきホッとしました。


(きれい事ではない)

 近未来は日本にとって決して明るいものではありません。今という時代は厳しい冬の時代を堪え忍ぶ準備が必要な時です。専門家は本当のことを伝えることが責務であります。特に国の方向を決める政治家に「戦う政治」を実践してもらうことが求められます。右肩上がりの高度成長時代に慣れきった国民に冬ごもりの耐乏生活を覚悟させるには「本当の現実」を繰り返し語りかけられなければ心の準備ができません。そのために、政治信念を持ち、必要なことを国民に粘り強く語りかける指導者を登場させるのが、我々有権者の課題ではないでしょうか。



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