「会社設立して10年後に90%消滅している」、創業は容易だが、守成は難しいと云われています。また、老舗ほど創造的であり、新しいことに挑戦するから生き残れるとも云える。何が生き残れるポイントなのか、酢屋亀の青木社長から3つの挑戦とアドバイス頂いた。


(生き残れる継続的挑戦は)

1,設備投資
2,商品開発
3,人材育成


(設備投資)

 技術革新のスピードは速い。例えば、織物の機械は構造的変化が余り無いので、大正時代の機械も現役であることもある。しかし、日本から輸出された自動織機が東南アジアで稼働し大量生産され、国内織り屋さんは消滅してしまった。低価格商品を求めるニーズから生産者が見放されたのであります。


(商品開発)

 お酒、着物などの伝統的産業であっても、消費者の嗜好に合わせて変化している。特に、食べ物への味覚の変化は大きい。伝統は守りながら、変化は継続させる姿勢が大事なのかもしれない。


(人材育成)

 志を継ぐ後継者、その後継者を支える補完者の存在は重要。資産家の方から「代々引き継いだ財産を守るために何をすべきか」と質問された時、「息子さんに財産を引く継ぐ意志と能力を身に付けて頂くこと」と答えました。



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