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 私は60才を超えていますから、所属している組織で執行のお役からは離れていますが、相談役的に各種会合に呼ばれています。本人は「枯れ木のにぎわい」として、会合で若い人から元気を頂けるからと「忙しいのに又会議か」との事務所スタッフの思いをよそに出かけています。


(昨日の一日)

 早朝から打合せをいくつか済ませ、お客さまの所に事務打合せに出かけました。その後は、12時半からのTKC大和ハウス部会の会合ですが、台風が通過するので夕刻の会食は中止との連絡がありましたので、豪雨の中クルマで松本に向かいました。すると、携帯に全国相続協会の緊急会議を5時半から持ちたいとの連絡が入り、帰宅は10時となりました。


(大企業の力)

 大和ハウス部会の会合後、会計事務所スタッフ向けに行われた「コミュニケーションスキル養成講座」があり、大和ハウス本社の専任講師からロールプレーイング形式の研修を受けました。毎年800人ぐらいの社会的常識を身に付けていない新卒者を一人前の営業マンに変身させるノウハウを拝見しました。会計事務所ではお客さまとの接し方をOJT的に教えていますが、先輩の個性をそのまま受け継ぎ、問題があります。あらためて、大企業の新人教育の有り様にかなわない思いをしました。


(研修の重み)

 会計事務所では専門知識習得が第一ですが、対応する税務署スタッフとでは研修時間の絶対量では大きな差があります。しかも、所長を対象とする研修はあっても、スタッフ対象の研修は少ないのです。まして、礼儀作法など一般常識を習得するのは個々人の責任とされ、お客さまから「好かれる」「信頼される」など仕事以前の身のこなしは家庭教育次第で、実務的能力があっても人との接し方が悪くて職員として不的確との烙印を押される方が多い。昨日はその現実をあらためて認識し、大事なお子さんを預かる身として責任の大きさを自覚しました。




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