28日産経新聞に、10月からスタートするNHK朝のドラマ「カーネイション」のモデルになったコシノ家のお一人デザイナーのコシノヒロコさんのインタービュー記事が掲載されていました。


(”ほったらかし教育”で強く)

 コシノ女史は「娘3人が世界的デザイナー。どうやって育てたのか」との問いに、「今の世の中、親が子供をかまいすぎて、子供は萎縮するか親に頼りすぎるかのどちらか。自主性というものが育たない。自分の人生は自分で考えて選んで、自分で努力して勝ち取っていくものでしょう」と答えています。


(はびこる依存症)

 コシノ女史の言葉を親の教育方針と考え、今の日本の有り様を考え同意したい。高度成長時代に定めた制度で、給与が下がり国へ納める所得税がゼロの家計は半分ぐらいあるのか。生活保護を受ける世帯が200万人になると聞く。戦後、現代日本は、焦土と化した日本を再生するための進められた官僚社会主義モデルでの弱者救済策を重ねてきた結果であるとすれば、半世紀を経過し制度疲労しているのではないか。納税は国民の義務で、義務があって参政権が存在するとすると、国民の半数しか義務の履行がない国家体制はおかしい。


(国民を強くするのが正しい)

 国民は等しく平等であることは当然だが、機会に平等であって、結果に対しては平等ではない。95%の支援があっても、最後の5%は個人の結果責任。常に努力した人間が報われ社会であるべきで、個々人の自律性を求めた上で弱者救済策が行われるべきと、コシノ女史の記事に接し考えました。




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