以前、大和ハウス工業?の社員さんから、TKC創業者飯塚毅がモデルの書「不撓不屈」発行のとき、「内の会社の社長・会長も同じように「不撓不屈」という言葉を使い、厳しく立派な経営者であります」と言っていました。先日、その社員さんから当時社長で現会長樋口武男氏の著書「熱湯経営 「大組織病」に勝つ」(文春新書)を頂き、早速拝読しました。
(著者・・・あとがきに・・・)
 私は「大組織病」から脱却するために、会社を”熱湯”にした。”ぬるま湯”になれた者には苦しかっただろう。しかし、それに耐えた者たちは、やがて本人の内側から「やる気」を燃え立たせていった。
 いまの日本は、政治は場当たり、官僚は天下り天国。社会保険も教育現場もなおざり。日本全体がたるみきった「大組織病」にかかってしまったのではないか。
 かっての日本人が持っていた、真摯勤勉で、夢を抱いてチャレンジする熱い心を取りもどしなさい。
(社長が働かない会社は早く辞めろ)
 社長に働く気のないなら、会社全体はダラケル。人生は限りがある、良い経験を積めず成長のない所に長居は無用、サッサと辞めないと自分の人生が明るいものとならない。これはある会社の余り真面目でない社員さんの言葉で当時新鮮に感じました。
(トップの生き方を学ぶ)
 厳しい経験は人を強くする。私も年商の1.5倍の有利子負債を背負って、事業承継しました。数年で半減、今だ負債をゼロにするにはまだ道程が必要ですが、自分はずいぶん強くやさしい人物になりました。経験は良薬と感謝しています。樋口氏の話にはうなずけることが多くあり、これから悩むことがあったら読み直したい本と考えています。
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