5日(月)、長野法人会長野市中央ブロック経営講演会は、講師に経営コンサルタントの船井幸雄先生をお招きし「大変革の時代の経営法」と題して講演をいただきました。お話はいつものように大変示唆の富んだものでありました。
(大変革の時とは)
 今、数多くの「ビックリ現象」が出てきている。真実を知り、未来を見据え、その対処法を考えなければならない。大変革とは、(1)気象異常が続出、(2)精神異常者の続出、(3)ウソをつけない秘密がばれる事実、(4)本物が続出する時である。
(対処法:経営のコツとは・・・)
 先生は、コツを覚えれば至って簡単。
1,哲学を持つ。人の為、世の中のために成らないことはやらない。ウソはつかないこと。
2,優れたトップになること。経営はトップ一人で99.9%決まる。経営に命をかけ、成功の3条件を満たした時だけ成功する。その三条件とは、(1)勉強が好き、(2)素直であること、(3)プラス発想であること。
3,意思決定のルールを守る。トップ業とは意思決定の連続、毎年4割位は事業の中身が変わっていないとうまくいかない。その選択に失敗は許されない。失敗しない条件は、(1)迷ったら止める、(2)成功の確信がないときは止める。
4,運を付ける。運のよい人、運のよい会社と付き合うこと。社風を「人材を創る」とすべし。人は、(1)人材5%、(2)並材90%、(3)クズ5%の三材と知ること。自主・自己責任である人材を育てること。「貴方は素晴らしい家に生まれ、国の役に立つ使命を持って生まれてきた」と塾生の良いところを見出し人材を世に出した吉田松陰の教育法を見習うこと。
(これからは・・・)
 来年2008年秋、80%の確率で景気は後退する。金利は上昇、地下は下落、一ドル80円となる。その対処法の情報収集は、マスコミでは本当のことは分からないので、自身の情報検索能力を向上させ、インターネットで情報を見出すことである。
(引退の時は・・・)
 「俺の若い時は・・・」「孫の話」「勲章の話」をし始めたら老害。自分の話が「未来70%、今5%、過去25%」であるべきで、それがかなわない時がきたら引退の時と知るべき。
 
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