昨日は税理士会新年度初定例会、私の所属は綱紀監察部であります。当支部では現在綱紀監察事案はありませんので、下記の問題点を確認いたしました。
(電子申告では・・・)
 今年の一月から、税理士関与の電子申告では税理士の電子証明書のみで代理送信できることとなっています。ここで問題は、税理士の電子証明(利用者識別番号・暗証番号)の管理であります。従来は税理士の自署押印でありましたから、筆跡鑑定で本人確認は容易でした。電子証明では仮に両番号を他人が入力したのどうかかは、即時に判断できませんが、課税当局は調査を行い、不正があれば非税理士行為と税理士本人の管理責任を追及処分するとのことであります。
(高齢化の問題・・・)
 税理士会は高齢に伴う実質的に業務執行が困難である税理士には自主廃業・後継者選択を求めています。疾病により長期に渡り専門家としての判断能力に疑いある場合は課税当局は支部長と協議し、厳格な対応を行う方針とのことであります。
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