私が監事の役にあるNPO長野県ITコーディネータ協議会の理事会&研修会が26日にありました。丁度パソコン教室の日ですので、午前中の理事会だけ出席しました。そこで、興味のある話題がありましたのでお伝えします。


(組織活動の活性化)

 毎度の議題は「活動の活性化」で、IT情報技術の利活用をテーマにした一般向け研修会で、参加者が集まらなく集客力の強化が緊急の課題であります。ITコーディネータ(ITC)の認知度が低いこと、研修テーマが企業側のニーズとの不一致、IT経営を行政は進めているが企業ニーズを捉えた施策なのか等々発言が続きました。否、もっと根源的な問題があるのではないかと討議が進みました。


(コンサルにコリている)

 従事員50名以上の企業であれば、これまで行政・金融機関等の指導機関からの指示で、コンサルタントの指導を受けた経験があり、2千万円から1億円位の投資をしてきた。そのコンサル内容の多くは、経営戦略立案であり、具体的なIT戦略などの実践的な指導が少なく、コストパフォーマンスが得られず、成果を求められる現場の人間は新規指導については拒否反応が多い。


(ITCの役割は・・・)

 現場に嫌われている指導を行う資格者として、国際競争力向上を期待されたITCは、コンサルタントファームではないく、現場の皆さんとの協議の場においてファシリテータとしての役割を担い、現場の人たちの力を最大限に発揮させるのが役割であります。ITCとしては企業サイドに大きな誤解が存在していると自覚し、一層の啓蒙活動が必要であるとの現状認識を持ち、活動内容を整理することに理事一同一致しました。


(ファシリテータとは・・)

 フリー百科辞典「ウィキペディア」には、「ファシリテーション(英 : Facilitation)は、会議 、ミーティング等の場で、発言や参加を促したり、話の流れを整理したり、参加者の認識の一致を確認したりする行為で介入し、合意形成 や相互理解 をサポートすることにより、組織や参加者の活性化、協働 を促進させる手法・技術・行為の総称」とあります。その討議の場で独立した専門家として進行取りまとめさせるのがファシリテータであります。



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