厳しくなる経営環境を乗り越えるために、私ども4つの会計事務所が合同する事を決意し、同じ所在地に移転しはじめて2年が経過しました。そこで、あらためて税理士法人設立の長所と短所を考えてみました。


<税理士法人の長所>  個人事務所と比較して

1,組織的業務が実施できる。

 事務所規模の拡大で、適切な方針の下に指揮命令の系統及び職務の分担が明らかになり巡回監査が充実する。

2,業務品質の水準が確保できる。

 業務の品質管理方針・体制が整えられ、審査部門などが設置。充実が図られる。

3,多様な人材を確保できる。

 スタッフの専門的分業化が可能となり、業務に適したスタッフを担当させる事が出来る。

4,個人事務所と異なり相続・承継の問題が生じない。

 個人でなく法人として顧問契約を結ぶので、業務の継続が可能となる。


<税理士法人の短所>

1,組織規模の拡大で、責任の所在が不明確となる。 対策:部門制と独立採算制

2,社員・スタッフの個性が希薄となる。 対策:個々人の自己実現の場を設ける。

3,規模拡大で経費負担が増大するおそれがある。  対策:常に効率化・コストパフォーマンスを追求する。

以上。



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 なお、私からのメッセージは・・・・・