11月21日、長野県下各支部から40才以下の若手税理士に集まって頂き、県連役員との懇談会が開催されました。その趣旨は次世代を担う若手に税理士会への要望を聞き、県連会務に役立たせる事、個々人のネットワークが、個人の成長、事務所の発展、仲間との情報交換、支部での活動、県連での役割、本会、日税連へと関心と活動の広がることを期待する事であります。以下に主な発言を紹介します。
(税理士の品格)
・税理士は相手の顔を見ながら仕事が出来る職業として、やり甲斐がある。
・税理士は納税者から選ばれるのが原則。選ばれるために税理士としての品格・知識を誇るために、研鑽を重ねることが大事。
・過去に軽犯罪を犯しても、登録が出来ている事例がある。税理士の品位・品格の保持に注視と指導を求める。
(社会貢献について)
・確定申告時の無料税務相談で、会場である市町村役場に申告用のソフト等機材が整って、役場から回線を通じて国民保険料・国民年金・扶養家族・給与所得などの情報が事前に入力されている。制度上その会場に派遣されているが、これが社会貢献なのか疑問である。
・納税意識高揚のため、幼児期の租税教育を義務化すべき。また、講師として積極的に参加すべきである。
(税政連への期待)
・同族会社の役員報酬への規制は、地域経済の担い手である経営者にとって悪法というべきであります。税政連の活動を活発化して、中小企業の立場に立つ税理士の主張を国会で反映させ存在意義を堅持すべき。
・他士業(弁護士・会計士)の税理士業務への参入が危惧されているが、名義貸などの問題が発生しないよう指導と、参入条件として税法知識の習得・試験合格を求めるべく税政連活動を願う。
・電子申告控除は2年間でなく、電子政府を早期に実現するため期間を設けるべきでない。
(研修制度への期待)
・研修の機会は増えたが、会場への移動時間を考えると、事務所・自宅でのインターネット研修の機会を増やして欲しい。
・支部例会時の研修会での先輩や仲間からの指導の機会があり、感謝している。
・知識習得・資質の向上のため、専門性の高い勉強会・学習の場が欲しい、情報共有のツール整備も願いたい。
(事務所経営について)
・これからは税理士事務所を完全電子化し、お客さんのあらゆる要望に応えられる体制を整え、無くてはならない存在を築くことにより、事務所が成長できる。
・事務所承継につきガイドを求める。80才を超え所長の地位で頑張っておられるが、電子申告など情報化進展する今、後継者の活躍を組織として求めるべき。
・収入を上げるには、お客さまに出会うネットワーク創りが必要であるが、その仕組みを維持させるのが苦労なので、事例紹介が有ると有り難い。
・将来組織化を望んでいるが、税理士法人の現状と課題を調査頂き、組織化の条件を明示して欲しい。
(その他)
・税理士試験者の増加を願い、税理士の魅力をPRすべきである。
・若手にとって、税務調査への対応は十分でないので、HPなどを使い、ハウツーを公開して欲しい。
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