26日、優法会(長野税務署優良法人会)の研修会に出席しました。講師は財団法人長野経済研究所理事長石井和男氏、演題は「転換期の企業経営」でありました。以下にその内容をお伝えします。
(高度成長する世界経済と日本経済、地方)
 これまで欧米と日本の8億人の経済から、ロシア・中国などかっての東側地域が市場経済に参入し30億人超の巨大経済に変わった。供給面では安い製品が大量に全世界に供給されるようになった。他方、日本は人口減少時代に突入した。大都市・大企業はその環境変化を、変化への自由自在な対応・安価な労働者の利用・労働・資本を自由に移動とグローバル化で成長しています。一方、地方・中小企業では、急激な変化への対応できず・安価な労働力は逆に脅威となり・新興国との競合で賃金が下がるなどグローバル化で苦境に立っています。
(転換期の企業経営に求められること)
 家計金融資産は統計開始以来最高金額となっています。中小企業が生き残るマーケットは消費者の「困った」を解決するニッチな市場であります。その市場で自社の強みを発揮するためには「高い志」に裏打ちされた「社長の哲学」、それから派生された「経営理念」が明確にすることであります。
 そこで大きな時代の変化でも活路が見いだすには、徹底してコストを下げること、人材育成とモチベーション・固有技術の伝承すること、経営者は「勉強好き」「素直」「プラス発想」(船井総研)でなければならない。さらに、経営者は明るく、元気で、欲が深く、いい加減で、しぶとく、たくましく、優しくあるべきであります。
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