20日のライオンズクラブ334E地区年次大会、第二分科会シンポジウム、テーマ「変革と挑戦 ( Change & Challenge )」シンポジストは地区名誉顧問・元地区がバナー L・所沢千秀でありました。
(慈善団体ではなく奉仕団体である)
 ライオンズクラブはひ55年間ひたすら奉仕することを原則として活動してきた。今、周りからお楽しみ会の誹りを受けていないか、我々は原点回帰し、我々の奉仕はどうあるべきかを再び問い直す気運を持たなければならない時を迎えている。会務運営のマンネリ化、世代間に考え方の隔たりがないかを直視しなければならない。事実、全国で4千名から3千名のメンバーがライオンズクラブから去っている事実は問題の根の深さを物語っている。
(傍観することは許されない、呼びかけが必要)
 入会を勧めたスポンサーはライティングライオンでなければならない。「例会に出席しよう」と電話をかけて下さい。「何が期待はずれですか」と聞いて下さい。そうすることで退会者を防ぐことができます。「私が会長の間は辞めないで下さい」と繰り返しても問題解決にはなりません。
(真剣に考える時)
 組織として体をなすには実働会員は最低20名は必要であります。新しいクラブを生み出す時ではありませんが、女性会員・シニア(団塊世代の退職組)会員・家族会員の入会に目を向けるべきであります。そのためには会費軽減が必要となり、会費・行事の簡素化など費用の縮小などを検討しなければなりません。
(退会者は何故生まれるのか)
 「日常務に忙殺されている日々のなかで、時間を差し繰りして、例会に出てメンバーとの交流は、ホッとする息抜きと気力の充電が出来る」と語る会員がいらっしゃります。例会は月2度開催して下さいと勧奨しておりますが、会員が忙しくて出席できないなら月1回、隔月1回との工夫があっても良い。例会に出席しても、発言の機会がなく孤立感を深めているなら、ニューメンバーに3分間スピーチを求めたらどうか。楽しいと思って頂ける空気を創り出すことが活性化の第一歩であります。
星野会計事務所 http://www.tkcnf.com/hoshino/pc/