昨日は、3月申告法人で月末までに訪問できなかったお客さまに出向き、次のような手順で決算の報告をいたしました。
(決算報告会)
 パソコン・プロジェクター・スクリーンを持参し、3名の役員に決算書・申告書を一通り説明、スクリーンに各部門ごとの損益分岐点分析を映し、収支状況の特徴を話し、始まっている事業年度においては、聞く側で記憶に残るビジュアルな表現の会議資料として活用する様お願いをしました。
(金融機関の分析演習)
 引き続き、金融機関への説明ポイントを求められていましたので、銀行が行う「企業格付け」の概略を説明し、決算書から計算される定量分析と財務データに表現されない客観的・観察的な定性分析を、スクリーンに各項目を表示し、質問形式で一つ一つの問に答えて頂く形式で算定しました。融資と金利を左右する銀行側から見た当社のランキングと債務者区分についての理解頂きました。
(金融機関への説明アドバイス)
 銀行側から見た当社の評価を理解頂いた上で、ご質問の「銀行への説明ポイント」を、銀行側が知りたい項目を視点で指摘させて頂きました。
(経営計画の作成)
 本年度の経営目標を作成されていますが、各部門・各個々人まで目標数値の落とし込みをお願いいたし、月次訪問では目標と実績の対比を本年度の取り組む課題とさせて頂く旨をお伝えして、本年の決算報告会と終了してまいりました。
星野会計事務所 http://www.tkcnf.com/hoshino/pc/