14日は関東信越税理士会佐久支部の定期総会に伴う懇親会に呼ばれ、祝辞をお願いされました。会場は支部事務局の近くホテル一萬里、4つの天然温泉と檜風呂・サウナなど12種の浴槽を備え、あらゆる用途に対応できるホテルでありました。


(懇親会挨拶の難しさ)

 8年前の県連専務時代、士業団体の定期総会終了後の懇親会にお招き頂き、挨拶を求められました。当方は懇親会での挨拶であるから「話は短く、楽しみは長く」と酒間でのでの交流重視で、原稿も用意しないで出かけました。ところが、私の前の挨拶は弁護士会で、同じく会長代理であり、会長から挨拶を預かってきたとして、挨拶文を代読し始めました。この時の出来事がトラウマになり、懇親会での挨拶が苦手となっています。


(組織を代表しての挨拶)

 昨日の挨拶も、挨拶文を用意し、失礼の無いようにと考えましたが、臨機応変に対応できませんでした。原稿があればその文章に縛られ、参加者の表情の変化に応じられませんでした。頭の中では、税政連として伝えなければならない事項と堅い挨拶でなく笑いを得ながら記憶に残る話をしたいとの葛藤で、話がまとまりませんでした。


(用意した祝辞)

 本日ここに、関東信越税理士会佐久支部の 第五十七回定期総会の開催にあたり一言お祝いの言葉を申し上げます。

 ただいまは、多数の会員の皆様のご出席のもと、厳粛に総会が開催され、慎重審議の結果、新年度の活動基盤となる事業計画をはじめ、全ての議案が原案どおり可決承認されましたことに対し、心よりお祝い申し上げます。

 関東信越税理士会佐久支部の皆様には、平素より長野県税理士会政治連盟活動全般にわたり、特に私どもの国会議員等後援会活動で公正な税政の確立を目指す活動に、多大なるご協力ご支援をいただいておりますことに、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。

 税理士政治連盟の活動は、昨年八月の政権交代により、激動していく政局に、公正な税政の実現に理解と協力を示す人物を選択し、推薦し、税政連の目的達成するとの立場を堅持することにあります。

 さて、財政破綻したギリシャに対する欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)のよる支援が決まり、これからは韓国であったようにリストラ等厳しい再建策が講じられることになります。

 「過大な債務(国債)残高や赤字財政」の問題は世界各国に共通する課題であります。国民一人当たり649万円の公社債(国債・地方債)を発行している日本でも、国債を国内消化(94%)している限りギリシャのような状態にはなりませんが、解決を先送りしていると、債務残高が積み上がり、高齢化による貯蓄率が今後下がれば、リスクは年々高まり、いったん金利が上がり出すと日本の財政は破綻します。国民はこれまでの豊かな生活を取り戻すことは出来なくなります。

 このような厳しい経済環境の中で、私ども税理士政治連盟といたしましても、税理士・国民・納税者のあらゆる要望に対応すべく、研鑽し必要の折には全力をもって行動させていただきたいと考えております。

 佐久支部会員の皆様方におかれましても、税理士業務全般にわたり、今後とも一層のご尽力を賜りますと共に、税政連活動、特に来る参議議選挙におきましては推薦議員へのご支援の程お願い申し上げます。

 最後に、関東信越税理士会佐久支部の一層のご発展と、会員皆様のますますのご繁栄とご健勝をご祈念申し上げまして、まとまりませんが祝辞とさせて頂きます。



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