昨日の守成クラブ長野の世話人会で、士業の連携組織「士業連合(仮称)」が承認された。これで毎月第二水曜日に経営力育成実践講座を運営する「信州を元気にする会」を支える支援組織(IT専門家集団と士業集団)が整った。


(守成クラブ長野)

 TKC全国会の大先輩である、札幌の小野寺先生のお誘いで全国組織である異業種交流会「守成クラブ」を長野に一昨年平成21年1月に立ち上げたのが「守成クラブ長野」であります。おかげ様で、昨年にはお仲間の活躍で、松本・諏訪と会場が増え、今年も数会場の新設を予定できるまでになりました。


(長野ITベンダー協議会)

 昨年1月に、守成クラブのメンバーでIT関連の会員で組織したのが「長野ITベンダー協議会」で、経済産業省の後援行事である中小企業向けの「セキュリティー」と「SaaS」につきセミナーを開催し、ITツールを駆使して国際競争力を高める啓蒙活動を開始しました。長野県ITコーディネータ協議会との連携も出来、県下中小企業指導機関への働きかけを開始しています。


(士業連合(仮称))

 地元で中小企業向けに専門サービスを提供している税理士・弁護士・司法書士・社会保険労務士・行政書士などの士業が集まり、ワンストップのサービスを展開できる組織創りを目指すのが「士業連合(仮称)」であります。準備は昨年7月に始まりましたが、ようやく本格的な段階になりました。全国相続協会との連携も可能となり、専門サービスの向上をめざします。


(信州を元気にする会)

 少子高齢化し益々成熟化する日本では、いま長期的な視野に立てば40%の中小企業が消えると云われています。日本の中小企業の数はピーク時には530万社、それが400万社になり、さらなる市場縮小により200万社台にならんとしています。海外進出ができない中小企業の生き残る術をIT専門家と士業が集まり「経営力育成実践講座」で提供するのが「信州を元気にする会」であります。今日12日、第三回目で社会保険労務士が講師となり定例セミナーを開催します。来月第二水曜日にはITコーディネータによるIT経営応援隊事業「これからの経営をさらに良くするために!」をテーマに、ITの活用による経営力の向上への情報提供を行います。


(60歳からの舞台整備)

 私の40歳代はTKC全国会活動に従事し、組織活動のイロハを学ぶ機会を得ました。50歳代は税理士会会務に加わり、官民の税務諸団体との交流で中小企業を支援する連携を学びました。そして、主要役職を後進に交替する60歳台ではこれまで20年の経験を活かし地元地域での活動することを願っていましたが、その舞台が先輩友人のお世話で出来ました。誠に有難い事と感謝し、育てていただいた地元に恩返しをしたいと望んでいます。



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