人の集団には到達すべき高い目標がなければ組織としての体をなさない。NPO長野県ITコーディネータ協議会では「中小企業IT経営力大賞」にノミネートいただける活動であり、信州を元気にする会でのセミナー活動は参加企業に「長野県経営品質賞」受賞ではないかと考え、現在近づくべく行動しています。
 経営改善活動も単にガンバルレベルでは「感謝状レベル」で大きな変化は望めない。他社を圧倒する経営体質に変貌し希なる経営改善と評価いただける「賞レベル」にならないとこれからは生き残れないのではないか。
 そこで、両賞の概要を主催団体のホームページで閲覧すると以下の通りでありました。


(中小企業IT経営力大賞の概要)

 経済産業省 http://www.meti.go.jp/press/20100208004/20100208004.html

 企業を取り巻くビジネス環境は、インターネットに代表される情報技術(IT)の進展によって、急速に変化しています。ITを、新しいビジネスツールと捉え、従来のように、業務の効率化など、守りの分野のみに活用するのではなく、下請けからの脱却、多品種・少量・短納期への対応、業務の可視化による戦略的経営の推進など、攻めの分野にも活用し、経営力を高めていく取り組みを積極的に展開している企業が次第に増えています。このような企業の取り組みを「IT経営」と称しています。
経済産業省では、優れたIT経営を実現し、かつ、他の中小企業がIT経営に取り組む際に参考となるような中小企業等を経済産業大臣等が表彰する「中小企業IT経営力大賞」を平成19年度に創設し、平成21年度は第3回目となる「中小企業IT経営力大賞2010」を実施しました。


(長野県経営品質賞とは・・)

長野県経営品質協議会 http://iikeiei.jp/index.php  

 経営品質向上プログラムとは、顧客・競争(独自性)・社員・社会のすべてにおいて高い価値をつくり出すために改革し続ける経営づくりのプログラムです。
 「経営品質向上プログラム」は米国「マルコムボルドリッジ国家品質賞(MB賞)」による自己評価(セルフアセスメント)の考え方を範として、日本において経営改革の実践を通じた研究により創り上げられたものです。

 経営品質向上プログラムでは申請組織が経営の仕組みを自ら評価し変革する自己評価(セルフアセスメント)を重視しています。経営の目的を実現する「理想的な姿に対する」現実とのずれや隔たり(ギャップ)を克服することが経営課題となります。「理想的な姿」に到達するために、段階的な目標を定めて改革を実行し、その進捗状況を自ら確認していくことが自己評価(セルフアセスメント)なのです。

 自己評価(セルフアセスメント)は「導入している方法・手法」を評価するものではありません。
 
 ・「こういう理想的な企業・組織にしたいと思った」
 ・「しかし現状ではこのような隔たり(ギャップ)があることがわかった」
 ・「そのギャップをこのようなステップで改革し高めたい」
 ・「これまでの改革の結果から、新たにこのような課題が明確になったので、次にこのように取り組んでいく」

  このように、申請組織が 自ら改革していく能力 を評価するものです。

  ◆長野県経営品質賞が目指すこと◆

 1、経営品質向上プログラムで企業・組織を活性化
 
 長野県経営品質賞は、日本有数の中小企業が存在する長野という地域の中で「経営品質プログラム」を活用し、各企業が活力を高め、成長し続けることの一助となる事を目指しています。

 2、受賞企業・組織をベンチマークして経営改革を促進

 本賞を受賞されました優良企業の事例(ベストプラクティス)を県内に広め、改革を望む申請組織が業種等を超えて互いに学びあい、企業や組織間で競争力を高めていく好循環が生まれてくる事を期待しています。



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