何事も今まで気づかなかった事に、ふっと気づくことは楽しい。23日の日曜日は従兄弟の一周忌の法要があり、菩提寺は曹洞宗、お経は聞き慣れた修証義であります。そのお経の一節が耳に残りました。


(修証義 第4章 発願利生 )

 和尚のお経を聞いていると、次の経文「舟を置き橋を渡すも布施の檀度(だんど)なり、治生(ちしょう)産業固より布施に非ざること無し。」でハッとしました。訳は「このような布施の精神ですれば船の運航も架橋の作業も、更には政治・経済・産業も悉く尊いものとなる。」とのことでありました。


(産業という言葉)

 誰もが生活のために職業に就き日々を送っています。そのことが単に自分の生活のためだけではつまらない。自分の職業生活が人のためになっていると考えたい。そんな願いを道元禅師は布施の心で行うなら尊いものと教えて頂いたのです。


(気づく楽しみ)

 毎日お経(般若心経と法華経)をあげていますが、毎日違った言葉に気づきがあります。お経と自分の生活態度を対比させることで、空中を彷徨う自分の心が一時落ち着きが得られることを楽しみにしております。 



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