アポイントもなく来所される方には、用向きを聞くと共に、私の一方的な話を聞いてもらうこととしています。それは「どんな思いで仕事をしていますか、満足ですか、ストレスを感じるなら心のアースはお持ちですか、何か社会活動していますか、貴方のコミュニティー(気持ちを共有する集団)はありますか?」との初老のお世話な質問であります。


(より豊かな人生を求めるなら)

 これまでのような一企業での終身雇用に不安をいだくなら、本業の仕事はもちろん人以上に出来るとして、働き方を工夫し、本業以外の社会活動に積極的にかかわる。「パラレルキャリア」を実践している人が目立ってきているとの新聞記事を目にします。(日経2012.3.12生活面 タイトル「働き方変え時間を作る 複数の顔持ち、豊かな人生」より)


(パラレルキャリアとは)

 「明日を支配するもの」の著者経済学者ピーター・ドラッカーによれば、長寿社会となり、一つの組織に属して同じ仕事を続けるだけでなく、もう一つ別の仕事を持ったり社会活動をしたりすることで、「新しい世界」が手に入ることをパラレルキャリアという。


(妻は家を守り、夫は仕事に全力投球か?)

 工業立国をめざした時代では、金太郎飴のような優秀な社会人を求め滅私奉公の人材育成の時代は過ぎ、多様な価値観を認める時代になっている。一方、経済環境の激変期で、多くに人は今の会社や仕事の危うさを目の当たりにして、自分なりの働き方を問い続けないと自覚し始めた。そう、自分の人生の意義を考えなければ心の安定が得られない時代に我々は生活している。


(この7月から社会奉仕団体のリーダーになるので)

 私は結成50周年を迎えた長野ライオンズクラブの会長にこの7月に就任予定であります。何故に「仕事と社会奉仕活動の両立」が求められるかの返答を用意しなければなりません。50年前では血縁地縁の共同体はあっても、広域の社会奉仕団体は無かった時代ではその存在意義は高かった。しかし、現在では確かに血縁地縁の共同体は希薄にはなっているが、様々な社会活動をするボランティア集団が生まれている。そこで、再度ライオンズ奉仕の意義を確認し直さなければならない時を迎えている。私はアポなし訪問者に協力頂き、その意義の確認と、市場調査を実施中あしからず。



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 なお、私からのメッセージは・・・・・