今、国政の舵取りに不安をいだき、現行の政治制度が硬直し、時代変化に対応できていないとして、これまでの松下政経塾のほか各地で政治塾が開設され、政治の新しい波と期待が高まっています。


(政治体制の金属疲労)

 250年続き独自の日本文化を花咲かせた江戸時代の政治体制では、黒船の欧米列国と対抗するには制度的に無理とした。日本の将来に不安を感じた西海諸藩が先頭として明治維新を成し遂げた。東京での中央集権政権を樹立し、旧幕臣を始め優秀な人材登用で、アジアで随一欧米列国に列する近代国家に変身を成し遂げた。


(塾の開設)

 明治維新の前後には、全国で藩校・私塾が「新しい時代を迎え、有為な人材を育成する」ことを目的として無数の塾が武士・町民を集め開設された。これは国民の「新しい時代を向けるには先ずは知識が必要」とする気運に推されたものではなかろうか。


(政治家の育成)

 現在の政治家育成のプロセスは、地方議員出身、二世議員という既成議員の秘書などで経験を積んで立候補するパターンであります。国家観・責任感は良しとしても、極めて閉鎖的、泥縄的育成手法と批判し、多くの有為な人物を集め、政治家として求められる知識習得を用意する政治塾がスタートしています。


(有為な人物を育成する意味で賛成)

 特定の政治家の子弟か徒弟制度的でしか政治家への門戸が開けないより、何人も政治家を志せることは良いことであります。これまでの育成方法は政治センスを涵養できることは良しとしても、もう一つの育成方法として政治塾による政治家育成(誰でも政治家になれる)の道があることは、国民の政治に対する関心を高める意味で望ましいと考えます。



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