昨日10日、親しかった経営コンサルタントの葬儀に参列しました。氏は仕事熱心で、70歳を超えても著作活動が衰えることなく、毎日のメールマガジン発信にも精力的で、知的活動が衰えることはありませんでした。ただ家庭生活はままならず、家族を遠くに残して40年間、活動の場を長野県として今日に至ったとのことであります。


(仕事と家庭の調和)

 私も物事にのめり込む性格ですので、「職場や家庭で何かを犠牲にすることなく元気に楽しく暮らす」という厚生労働省の提唱している「ワーク・ライフ・バランス」の考え方に興味を持っています。故人が選択された経営コンサルタントという職種は厳しい世界で、常に新しい知識習得に励まなければならず、異常な勉強好きでなければ報酬をいただけない職種であります。従い、仕事と家庭の調和を24時間で満足させるのは難しい。


(才人が陥りやすい不幸)

 故人は、きちんと雑事をこなし、仕事を整理した上で計画的にこなしていました。死期の近いことを知り、葬儀を始め自分の死後への準備をしかり記録に残し、残された家族に万事そつなく自分の意思を示していかれました。他方、「才人は家庭生活になじめず」のたとえ通り、、長きにわたり別居生活が続き、やっとここ数年前から息子さん家族との交流が始まっていたとのこと、人生の幕引き前に仕事人と家庭人の顔を両立できたこと、知人として安堵しました。



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