先日の確定申告慰労会で気づきがありました。中小企業では経営者夫婦の有り様が事業成績に大きな影響を及ばします。社長と奥さんが「夫婦で同じ方向を向いて行動しているか否か」、他人(部下)にどのように映っているかがポイントであります。


「下3日にして上を知り、上3年にして下を知る」

 「人は石垣」であった武田家臣も、忠義一筋の三河武士の子孫も、我が身大事で主家の窮地を救うことが無かった。新入社員は三日で社長の性格を理解し、奥さんの立ち振る舞いで確信を深める。他方、社長は新入社員の性格理解は三年たっても充分でない。上に立つ人間は、自分の行動一つ一つが、夫婦仲の善し悪しが、自分の事業の盛衰に結びつくことを知るべし。


(仕事一筋に10年)

 但し、人を直感で理解できても、仕事のノウハウを身につけることは容易ではありません。何の仕事でも10年経験すればその業界で起きえる全てに出会えます。今、新入社員の転職率が高いと云われています。階段を上がったり下ったりでは、自分に経験の蓄積とならない。ワーキングプアへの道を歩まざるを得なくなります。愚直にどんな仕事でも10年経験されることを願うばかりであります。


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