昨日、ある役員から電話を頂きました。団体職員の過重労働である現実につき、その改善を求められました。私の事務所でも残業の多い時代では、増える業務処理と新人教育にと報われない忙しさで退職者が続いていたことを思い出します。


(早速にサポート要員を)

 今は、派遣・パートと不足する労働力を補うことが出来ます。ビジネスは「より速く、より多く、作り、売る」という競争原理でありますが、人材には「早めに、励まし、休ませる」ことがポイントであります。部下をギリギリまで頑張らせると早晩潰れてしまい、少数での団体事務はいとも簡単に崩壊してしまいます。業務量に波があるのであれば、繁忙期にはサポート要員を投入することが必要であります。


(ロジスティック:Logistics ) 

 意味は「兵站(へいたん)。軍事作戦遂行のための軍需品の確保・管理・補給を行うこと。転じて企業の原料手当から生産・在庫・販売にいたる物流の合理的判断」と電子辞書にあります。これまでは、東京オリンピック・女子バレーボール大松監督の「成せば為る、何事も!」との精神力が先で、先ず頑張ることが求められました。現在では、業務の隘路となる障害を早期に解決させることはシステム設計では大切な勘所であります。


(ニコポンでなく科学する)

 昔の労働管理は部下の肩を「ニッコリ、ポン」と叩き、「頑張っているか」と声をかけることでしたが、今は「仕事のストレス」からどう回復させるかのノウハウを持たねばなりません。ビジネスは速くが旨、業務を分析し効率化を図り、事務の生産性向上の上で、部下の能力100%発揮させるのでなく80%位で業務をさせ、明日の活力を維持させることに関心を払うべきであります。



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