二大政党時代の幕開けとして高支持率を得て船出した民主党内閣が8ヶ月で退陣した。毎年首相が交代する日本政治は国際的信頼を得られない。多くの国民も「このままではこの国と国民はダメになってしまうと危機感を持っています。


(質の良い政治家育成)

 小選挙区制では選挙が人気投票となり、政党も大衆迎合的な政権公約(マニフェスト)を掲げるようになっています。一番国民にとって望ましい政治家は、時代の先を考え抜き動く政治家であります。政治家はプロフェッショナルな職業であるべきです。そこで、質の良い政治家をどう育成するかの仕組み・手順が必要となります。


(安易に見えるスポーツ・タレント候補)

 ある調査では「安易なタレント候補の擁立はやめるべきだ」が9割強とのこと。一般有権者の声も「タレント候補に投票する有権者の見識を疑いたくなる。タレント候補を擁立する政党は有権者をバカにしている。衆愚政治の極みではないか?」「国政について何一つ勉強もしたことない人間に何を期待できるのか」などの擁立反対意見が多い。


(段階的キャリアを積む)

 政治家として資質の良い人材を育て、なって欲しくない人をどうふるい落とすかが問題。一つの方法は市町村議員、都府県会議員、市町村長など、有権者の目に触れ易い立場でキャリアを積んで、その政治家としての資質を見極めた後に、国政に送り出す。人の上に立って人を動かす政治家を創り出すには、政治を志す人にも国民にも必要な時間とコストと考えたい。


(君不君 臣不臣)

 「政治屋は次の選挙を、政治家は次の世代を考える」と云われていますが、現実の国会テレビ中継をみれば、国会では遅刻、居眠り、ツイッター、内職、子ども驚く院内暴力と醜態が繰り広げられています。「若者に希望、お年寄りに安心を、働く者に生き甲斐を」と大物政治家が述べています、現実の姿は選挙至上主義で国会が崩壊している。政治家は国民の生活を預かる者として、質の良い政治家を送り出して行かなければ、国民は刹那的(過去や将来を考えず、ただこの瞬間を充実すれば足りるとする考え方)になり、結果「日本沈没」を招いてしまうのではないか。



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