昨日18日は、従兄弟の丸山功氏の葬儀がありました。享年76才、奥様の手厚い介護を頂いての逝去でありました。従兄弟の男性としては一番の年長者でしたので、私も日々の暮らし、一日一日を大事にしなければならないと考えさせられました。


(葬儀)

 会場は自宅のすぐ近所にある地域の集会場でした。会議場に祭壇を設け、生前お付き合いの縁者が集まり、6人のお坊さんの読経ではじまった夏の暑い日の葬儀でした。故人は幼少の頃のケガで障害がありましたが、なまじの健常者より行動的であり、カメラが趣味で数多くの賞を頂いており、会葬者からは写真にある思い出話で故人を忍びました。祭壇の脇に法然上人の掛け軸が用意されていました。現世では不自由な身でしたがあの世では思い切り飛び跳ねて下さいと合唱しました。

「月影のいたらぬ里は なけれども ながむる人の こころにぞすむ」

この和歌は、法然上人が詠まれた「月かげ」のお歌です。月の光はすべてのものを照らし、里人にくまなく降り注いでいるけれども、月を眺めるひと以外にはその月の美しさはわからない。阿弥陀仏のお慈悲のこころは、すべての人々に平等に注がれているけれども、手を合わせて「南無阿弥陀仏」とお念仏を称えるひとのみが阿弥陀仏の救いをこうむることができる・・・という意味です。

 知恩院HPより   http://www.chion-in.or.jp/honen/index.html


(自費出版「生と死の狭間をくぐりぬけて」)

 今年の4月に故人から自費出版された236頁の御本をいただきました。生い立ちから今日まで、病床の身でお書きになった大変な労作で、残された者にとって思い出の作品となりました。葬儀の時、菩提寺の住職が故人を「丸山翁」と呼んでくれ、頂いた御本と共に一族として誇りを感じさせて頂きました。


(最後に)

 長い闘病生活を支えて頂いた奥様に深い敬意と深甚なる感謝の意を表します。ほんとうにありがとうございました。ご主人を亡くされ、お寂しいでしょうがお体にお気をつけてお暮らし頂けることを祈念します。



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