組織は異なった個性の集まりであります。発展を願いながらその活動方針については「総論賛成、各論反対」で身動きできなくなることがあります。自分の事務所で、お客様の業務改善で、諸団体の活性化で、組織は常に壁にぶち当たっています。


(身内だから難しい)

 私は父親の失明と云うことで、事業承継しました。それまでは、父親は「息子の言うことばかり聞くのか」とする大番頭さんたちに気遣い、私の提案を取り入れることを躊躇していた向きがありました。儒教的停滞なのか親子はほぼ同じ個性同士だから分かっていても、動けないでいました。


(他人の集まりでは)

 同質の親子が難しいなら、異なった個性が集まった組織では甘えの感情を抑えて意思疎通ができるか。しがらみが少ないだけ割り切りが出来るかもしれないが、誤解から生じた亀裂を解きほぐし、元に戻すのは容易ではない。


(人の集まりだからこそ)

 組織は時を重ね成長するに従い種々の課題は生まれ、解決策は組織の性格により異なる。私は組織活動では「君子危うきに近寄らず」と云う立場でなく、「小さな親切、余計なお節介」に近い動きをする。上手くいっても出しゃばり、不調なら身の程知らずのお節介・壊し屋と、良いことは言われない。でも、貴重な時間を共にし、お互い悔いを残さないために行動することが一番と、いたって意気軒昂だから困り者なのかもしれない。



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