老境にある父親をどの程度の社会性を保つかが問題。自分の業界外で二代目である先輩の諸氏の行動を見ても、自分の父親の気持ちを考えても、悩ましい問題である。


(自力で行動できない)

 老齢期になれば自力での歩行が困難になる。壇上に上がるのに他人の助けが必要、言葉がハッキリしない、服装が整わないなどとなれば、息子としては本人の希望があっても他人の前に出したくない。過去の活躍が立派であればある程、老境の姿を見せたくない。


(枯れ方)

 私は、人のために役立つことが出来なくなれば、終の棲家を定め、これまでのしがらみとは離れた生活をしたいと考えている。私の両親は成金の末っ子と末娘の夫婦で、三つ子の魂百までで、すべてが派でで、自分の願いはかなうと思いこみ、老境にいたっても、視力を失っても、人を頼りに車椅子で外出したがる。自分とは正反対であり、意見が合わない。


(これからの老人)

 今、目の前にしている老人世代は、日本の歴史で一番恵まれた方々であることの認識が必要。介護施設の現場で考えることは、若い人が介護に従事していられることは誠に感謝ではあるが、少子高齢化で、人口の内、三人に一人が老人となるこれからして、若い人は生産年齢らしく国を発展させ得る職場に従事しなければ国家として存立できない。これからの老人は若い人の力をそぐことの無いように自立することが求められているのではないか。



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