私は技術に憧れを持っていても、事務屋で手に何の技術もありませんが、夢はクリップを超える書類をはさむ商品開発であります。クリップは皆さんもご存じの通り、広く使われている細長い長円形の紙をはさむ文具であります。仮に商品開発が成功し、世界で広く使われれば億万長者になれると云われています。同じ思いの夢想家は世界中たくさんいますが、私もその一人で在りたい。


(技術大国日本は)

 1980年代には、ソニーのウォークマン、NECの半導体・パソコンなど世界で圧倒的存在でしたが、今は多くの工業製品で世界トップの座を失っています。「過去の成功体験で内向きでグローバルなビジネス構想力が弱い」「先端分野を切り開く政府による国家戦略がない」など云われていますが、今云われているようなガラパゴス化的満足感に浸っていては、日本人はこれまでの生活水準を保てないのは事実。


(日本の国力が落ちている)

 中国・韓国のように、国家戦略で加工貿易立国としての日本モデルを模倣され、追いつき追い越されているのは確か。最先端技術を生む土壌は、国民の意識にあると信じれば、山深き田舎に住む初老が「世界に通用する文具を開発する」とうそぶいて、周囲を笑わせるのも次の世代に向けてのリップサービスかもしれない。国の底辺が動かなければ、変化は起きないと信じたい。



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