私の亡くなった両親、特に母親は着道楽で多くの着物反物を残しました。母親の遺品整理として数年前に古着屋で処分しましたが目方でしか引き取ってもらえませんでした。高価な着物がこんな値段かとガッカリしました。


(そこで自分たち夫婦が使う)

 両親と身の丈が違うのでそのまま着る訳にも行かないし、着てくれる子供もいませんので、リフォームすることとなり、仕立屋さんを紹介頂き、母親の着物はは少しずつ妻の洋装品に変わっています。ただ、父親の着物はどうにもならず、手つかずに残り、再利用を考えていました。


(ドラマ「水戸黄門」を見て)

 水戸黄門の旅姿を見て、野袴であれば着物をそのまま使える。「明治の書生さん」のように下着は白のワイシャツで下駄履き、袴でなく野袴にすれば自由な動きが出来ると考え、「男生地の反物を野袴に」と依頼し、昨日仕上がってきました。


(さて、どこに着ていく)

 仕立てたのはよいのですが、現役のビジネスマンですので、着物姿で出かけるところはありません。お茶席などの日本伝統的な趣味も機会もありません。「使わなければもったいない!」と仕立てても着る機会がなければ同じか。


(着物という伝統文化は男には・・・)

 先ず考えているのは旅、野袴はもともと作業着か、旅に出かける時に使ったのだから、和装での旅姿が収まりが良いと考えています。ただ。洋装から和装に変えるとすれば持ち物が違ってくる、先ず物入れ「巾着」が必要などなど、揃うのにはまだ先が長い。しかし、私に残された時間は後10年くらいしかないので、何とか着る機会を創くらないと、仕立てた両親の思いがもったいない。



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 なお、私からのメッセージは・・・・・