昨日、友人の社長さんから「ちょっといい話」を聞きました。


(製紙用のパルプが不足)

 「パルプは木材やその他の植物を化学的にあるいは機械的に処理してセルロース繊維をなるべく純粋に取り出してもの。紙・レーヨン・セロファンなどの主原料」と辞書にあります。外国から自然資源を単に原料として輸入することが困難になってきています。南洋材は枯渇し、ロシアは禁止などなど自然環境保護の動きは止めようもありません。中国・インドの経済成長は紙の需要を増し、価格の高騰をもたらします。


(日本の資源見直し)

 日本は山間地が多く、緑の豊かな国であります。特に燃料として薪を使わなくなった現在、里山の雑木は放置されたままであります。紙製品の価格高騰は、今まで採算が合わなかった資源の活用に道を開くこととなります。日本国内の森林資源開発に明るさが差してきました。これまで不振であった林業が注目されるとのことであります。


(治山治水)

 国を治める要は「治山治水」と云われてきました。海外からの安い材木に押され、多くの山林は放置され、地面に太陽が差さず、光合成が進まず大事な表土が出来ていません。強風があれば倒木となる状態であります。国もこの状態に危機感を持ち、対策を実施し始めました。ここにパルプ用材としての需要が重なれば、山が生き返ります。



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