11・12日は東京でのTKC医業・会計システム研究会の継続研修会に参加しています。私は医業経営コンサルタント協会の会員でありますが、以前業務が忙しく会員更新手続きの受講すべき研修時間を満たしていなかったので、今年はその不足を補うために参加できる講座に極力参加しています。


(今回の受講科目は)

1日目
・08診療報酬改定の影響と病医院の具体的対応策
・診療所の請求漏れ事案とその対策
2日目
・院長先生の税務相談
・医療制度改革と医療機関経営
・介護施設を巡る経営対応策


(改善への気付き)

 「病院経営は改善すべき課題だらけである」と云われています。事実、長い間法律で守られてきた業種(税理士も同様)はその高い収益性から、これまで業務改善が後回しになっていました。人口減少時代になり、病院経営は困難に直面しています。ただ、改善の方法論は簡単、収益=収入ー経費であり、その収入は診療報酬制度で定めれていますから、組合せの選択で収入は決まってきます。経費は効率重視で見直せば改善点は見いだせます。医業経営は人件費の活かし方次第、医師・看護師・薬剤師・各種技師などに。その専門職に応じた負担と専門領域を超えた他への協力ができれば、効率の良い経営が成り立ちます。その効果は、選択できるケースをシミュレーションしてみること明らかになります。特殊原価計算などの原価管理の知識が役立ちます。


(個別受注事業)

 どの疾病患者を対象として診療するのか、地域医療圏でどのレベルの診療を選択できるのか、見込まれる患者数が想定する施設・スタッフ運営で対応できるか、等々の課題は個別受注型工場経営のノウハウが役立つのではないか。



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