先日、遅ればせながら村上春樹さんの「1Q84」を購入しました。まだ、読み始めたばかりですが、すでに村上春樹ワールドに引き込まれています。

 実は、私は大の村上春樹ファン、いわゆる「ハルキスト」なのです。
デビュー作の「風の歌を聴け」からほとんどの作品を読みあさっています。
大学の時には哲学のゼミを受けていて、最後に誰か一人をテーマにしての論文を書かないといけなかったのですが、私は村上春樹さんをテーマにした程です。

 好きな作品はたくさんあるのですが、「私」と「僕」の2つの物語が交互に進行していく長編『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(1985年に第21回谷崎潤一郎賞を受賞)も大好きで、『1Q84』も「青豆」と「天吾」の物語が交互に進行していくようです。

 最近は、何か本を読むとなれば、経営本や実務本が多かったのですが、やはりこのような小説も読まないといけませんね。
いろいろなものに触れることによって心が豊かになり、人間力もつくのだと思います。何事も偏りすぎはよくないですね。

 久しぶりに、ゆっくり読書にふけりたいと思います。

 業務2課 矢里仁志