先々週末、大阪の鶴見緑地で開催されている木下大サーカスに行ってきました。いつもよく目にするけど、行くのは初めて。友人家族と一緒に行ったのですが、大人も子どもも大興奮の楽しいサーカスでした。会場もいかにもサーカス小屋という感じで楽しかったです。
 木下大サーカスの目玉の一つはキリンやライオン、トラ、象を使った芸です。どれもすごかったのですが、ふとある話を思い出してしまいました。
 サーカスの象は、ロープに杭につながれているのにじっとして逃げようとしません。抜こうと思えば抜ける力があるのに何故逃げてしまわないのでしょうか。それは、「自分にはたいした力がない」と思い込んでいるからです。象は子どもの頃、鎖で杭につながれて生活します。小さいので抜こうと思っても杭を抜くことができません。象は自分には杭を抜く力がないという固定観念を持ったまま大きくなり、大きくなって抜く力がついても、もう杭を抜こうとはしないのです。
 私たちもそのようなことはないでしょうか。自分で自分の限界を設定して、あきらめていませんか?自分の可能性を信じて、いろいろなことにチャレンジして成長していきたいものです。

 業務2課 
 矢里仁志