下田を目指して伊豆半島の西海岸を南下。昨日臨時休業だった沢田公園露天風呂のかわりに雲見の露天風呂をめざします。そこも風呂の横がすぐ海でしかも24時間無料で入れるらしいのです。地図では海沿いを走ればいいだけだったのですが..。海沿いを行くはずがいつのまにか山の中に入ってしまいました。
 まぁいいかとそのまま走っていくと海には出たものの、目的地をはるかに通り過ぎていました。急ぐ旅じゃないしと今度はしっかりと海沿いの道を引き返します。マーガレットラインというしゃれた名前がついた道です。アップダウンやカーブが連続し、なかなか楽しいワインディングロードです。途中恋人岬という看板。出会いの期待か過ぎた日の郷愁か心引かれるものがあったので寄ってみました。
 結構な山道を歩くことしばし、岬にいくつかの鐘があり、海のむこうには富士山が見えます。この鐘を3回たたくと願いが叶うと書いてあります。アベックが仲良く一緒に鐘をついています。場違いなところに来てしまったなと思いながらも写真をとってあげました。再度雲見の露天風呂をめざして北上します。いけどもいけども
看板がありません。それらしい脇道もなく聞く人もなく..
 雲見はあきらめ少し北にある平六地蔵露天風呂をめざします。ここはわりと簡単にみつかりました。が、なんと春まで臨時休業の看板が...。伊豆は臨時休業ばっかりだ。ここも無料で開放されているので柵とかはなく、看板一枚あるだけで、お湯ははいっています。え-いはいっちゃえ。強引にはいってしまいました。湯面にはうっすらと油が浮いています。???2,3分はいってあがりました。
 ふたたびマーガットラインを南下し下田をめざします。下田の手前に弓ヶ浜海水浴場があり、そこには伊勢エビ料理を格安で提供してくれる青木さざえ店というお店があるのです。伊勢エビラーメンというのが名物らしいのです。伊勢エビ漁の解禁が9月の末からということもあり、でてきた伊勢エビはわりと小ぶり?なんやかんやで下田についたのはお昼を少しまわっていました。
 下田の港にはあのペリ-さんの銅像が立っていました。ここが近代日本のきっかけとなった地かと感慨深かったです。映画「伊豆の踊子」では船で東京に帰っていく学生に踊り子がいっしょうけんめいに手をふったあの港でもあります。
 山口百恵がやったのもいいけど、なんといっても吉永小百合が一番だなーと思います。ちなみにうちの娘の名前は小百合です。
 つづく...。

 業務2課長 山岸