今日は節分の日です。節分は「節」「分」と書くように文字通り季節を分ける季節の変わり目の頃で、立春・立夏・立秋・立冬の前日を言いますが、今では“節分” といえば立春の前の日を指すようになったようです。
 そして立春が新年となる為、節分はいわば大晦日にあたり、一年の邪気を祓うという意味をこめて、節分には“追儺(ついな) (悪鬼・疫れいを追い払う行事)”が各地の神社仏閣でおこなわれています。
 最近は行かなくなりましたが、小さい頃、母親に連れられて寒い中をよく壬生寺や吉田神社に参詣し、そして家に帰って「豆まき」をしたのを思い出します。豆まきは年男や、家の主人が煎った大豆をまき、家族は自分の歳の数の豆を食べるとその年は病気にならず長生きすると言われていますが、今年は年男で61個食べるということになりますが、これだけ食べればかえってお腹をこわしそうです。
 又、節分の行事に“巻き寿司”を恵方(その年の干支に基づいてめでたいと定められた方角)に向かって「黙って・まるごと・一気に食べる」という習慣がいつの頃からか行われるようになりましたが、巻き寿司を使うのは「福を巻き込む」まるごと食べるのは「縁を切らないために包丁を入れない」ということらしいのですが、果たしてその通り健康で無事息災に1年を過ごすことができるかは、やはりその人の心がけによるのではないでしょうか。
 ちなみに今年の恵方は“東北東”です。    

 業務1課長  年男の源  忠